2022年8月上旬。
想いにふけていても仕方がない。
誰かに相談するべきか。
前回の不動産裁判の時の失敗は絶対にしない。
一つ目は、なにもわからなかったこと。
二つ目は、法律が守ってくれるだろうと高を括っていたこと。
三つ目は、感情を揺さぶられ流されたこと。
四つ目は、家族という情を捨てられなかったこと。
今更に、母を追い出し、父を取り込み、私と引き離して父を囲い込んだのは、最初から父の遺産のためだったのだと気がついた。
なのに私と来たら、母に暴力を振るったことを謝れだの、謝れないなら家を返せだの、最初からベクトルが違っていたのだ。
彼女のなりふりかまわない筋書きに、なにも刺さるわけがなかった。
お母さんごめん。
私のようなポンコツがセコンドについていたばかりに、大切な故郷を取り返すことができなかった。
かくなる上は、たとえどんな結果になろうとも、一矢報いたい。
専門家に相談しよう。
まずは状況確認だ。